EPSONドライミニラボ機SureLab SL-D1050シリーズのご紹介
写真業界でも銀塩ミニラボ機からドライミニラボ機の需要が増え、ラインナップも充実してきました。
そんな中、2022年3月にエプソンから新たに発売された両面プリント対応ドライミニラボ機が「SureLab SL-D1050シリーズ」(以下SL-D1050)です。前作のSL-D850から更に機能を充実させ、なおかつ耐久性やプリントスピードもアップさせた内容となっています。今回はこのSL-D1050を前作と比較しながらご紹介したいと思います。
★新機能「両面カット紙印刷(ハガキサイズ~A4サイズ)」
SL-D1050では新機能として「両面カット紙印刷」が可能となっています。この新たな機能によりフォトブックやカレンダーなどの付加価値プリントの内製処理が取り組みやすくなり、また小ロットのオーダーにも素早く対応することが出来ます。更にエプソンからフォトブック専用アプリ「Epson Photo Creator」「Epson Mobile Order Manager」も用意されており、より簡単に付加価値プリントの対応が出来るようになっています。
★省スペース・軽量
幅460mm、奥行438mm、高さ424mmのコンパクトな大きさと本体重量約23.1kgの軽量ボディ。
両面ユニット内蔵と前作ではオプションだった排出トレイも内蔵してこの大きさですので、場所を選ばず設置する事が可能です。
★耐久性とプリント速度がアップ!
前作のSL-D850では耐久性が約20万枚/L判とされていましたが、SL-D1050は40万枚/L判と倍の耐久性を実現しています。プリントスピードも前作のSL-D850では標準モードでL判換算455枚/時でしたが、SL-D1050では480枚/時と約5%のスピードアップとなっています。
250mlの大容量インクと65mロール紙、両面カット紙100枚のカセット給紙にも対応していて、大量のプリントもスムーズにこなせます。
★SL-D850とSL-D1050の比較
前作のSL-D850と比べ、どのようにスペックアップしたのか?
分かりやすく表でまとめてみました。
SL-D850 |
SL-D1050 |
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---|---|---|---|
プリント方式/色数 |
インクジェット6色染料 |
インクジェット6色染料 |
|
解像度 |
1440×720dpi |
1440×720dpi |
|
耐久性 |
20万枚/L判 |
40万枚/L判 |
|
プリント
スピード(Ⅼ判)
|
(720dpi ×720dpi) |
455枚/時 |
480枚/時 |
(1440dpi ×720dpi) |
225枚/時 |
250枚/時 |
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対応用紙幅(inch) |
ロール紙 |
3.5/4/5/6/8/A4 |
3.5/4/5/6/8/A4 |
カット紙 |
非対応 |
A5/A4/KG/ハガキ/2L/6切/ 152mm×152mm/210mm×210mm |
|
両面印刷 |
非対応 |
カット紙対応 |
エプソンより新たに発売された「Surelab SL-D1050シリーズ」。
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また、ドライ機に興味のある方、銀塩機からドライ機への買換えを検討中の方は是非「ミニラボ問合せフォーム」からお問い合わせください。