動画の時代！4K対応SDカードはご存知ですか？

2018-10-02 07:00株式会社ナニワ商会佐藤写真用品・メモリーカード

みなさまこんにちは！

カメラでの動画撮影もフルHDから4Kに変わりつつあり、
今後動画は4Kメインで撮影する時代も近づいています。

既に液晶モニターでは 8K なるものも出てきている状況で、映像は日々進化しています。

それに伴いデータ容量も大きくなり、使用するメディアも対応の物を使用しないと
「時間がすごくかかる」「認識されない」などにも繋がります。

せっかく色々こだわって撮影した動画も、使用するメディアによってストレスが･･。
そうならない為に、今回は4K動画撮影に適したSDカードを
御紹介したいと思います！

4K対応SDカードって何？

4K対応というだけでSDカードそのものってどれくらい変わるの？と思う方はいらっしゃるかと思います。

通常のSDカードと形状は一緒ですが、大容量と高速書込みスピードが特徴のSDカードと考えて頂ければ分かりやすいと思います。

SDカードには「スピードクラス」という統一の規格があり、その中でも「SDスピードクラス」と「UHSスピードクラス」の2種類があります。

「SDスピードクラス」と「UHSスピードクラス」について

SDスピードクラスは上図の表記部分の数字で、2,4,6,10の4種類があります。
それぞれの数字が最低書込みスピードを表していますので、数字が大きい方が書込みスピードが速い事になります。

例えば「4」の場合、1秒間あたり4MBの最低書込み速度になります。

UHS規格はSDロゴ横の「Ⅰ」もしくは「Ⅱ」があり、数字が高い方が1秒間に転送できる最大容量が大きい事を表します。

そしてUHSスピードクラスはSDスピードクラスのさらに高速の規格となります。

Uマークの中の数字「1」がUHSスピードクラス1を表します。
この数字は1と3の2種類がありこちらも数字が大きい方が書込みスピードが速くなります。

例えば「1」の場合。1秒間あたり10MBの最低書込み速度になります。
この「UHS規格」と「UHSスピードクラス」の数字が高いほうが、より高速な転送速度を実現させます。

どの種類のSDカードが使えるの？

カメラ機能によって使用出来るSDカードは様々ですが、
新発売の4K動画対応カメラ「ニコンCOOLPIX　P1000」を例に挙げると、

仕様には

「動画の画像サイズが3840×2160の場合は、UHSスピードクラス3以上のメモリーカードをおすすめします。転送速度が遅いメモリーカードでは、動画の撮影が途中で終了することがあります。」

と記述があります。

この場合、UHSスピードクラス「3」が必須で、UHS規格「1」SDスピードクラス「10」を使用すれば問題なく使用出来ます。