
【知らなかったでは済まされない!】ドローン初心者が気をつけたい日本国内の罰則まとめ
こんにちは、ナニワドローンアカデミーインストラクターの近木です!
ドローンを撮影に使うにあたって、飛ばすためのルールは複雑…スクールでもそのルールは飛ばすためのハードルについては詳しく説明しています。ですが、罰則についてはいまいち良くわからないという方がいらっしゃいます。
実はドローンは“法律の壁”がたくさんある機械。
違反すると、罰金や懲役といった重い罰則が科されるケースもあるんです…!
今回は、ドローンを使う人が絶対に知っておきたい「日本国内での罰則」と、その具体的な事例をわかりやすくご紹介します。
✈️【1】許可なくDID(人口集中地区)で飛行 → 最大50万円の罰金
ケース:
「キレイな空撮が撮りたくて、市街地の公園でドローンを飛ばした!」
→ NGです!
都市部の多くは「人口集中地区(DID)」に指定されており、国土交通省の許可なしでは飛行できません。
▶ 罰則:航空法違反で50万円以下の罰金
🌙【2】夜間飛行・目視外飛行を勝手に行う → 最大50万円の罰金
ケース:
「夜景を空撮してSNSに投稿したらバズった!」
→ 美しい映像でも、許可を取っていなければ違法です。
夜間飛行や目視外飛行は、通常の飛行よりもリスクが高いため、事前の承認が必要。
▶ 罰則:航空法違反で50万円以下の罰金
🧑🤝🧑【3】人の近くで勝手に飛ばす → 最大1年以下の懲役 or 50万円以下の罰金
ケース:
「イベントでドローンを飛ばしてたら、見物人の真上を通ってしまった…」
→ 人や建物から30m以内に接近して飛行する場合も、事前の許可が必要。
▶ 罰則:重大事故に繋がる恐れがあり、懲役刑もありえる重大違反!
📝【4】登録せずにドローンを飛ばす → 最大1年以下の懲役 or 50万円以下の罰金
ケース:
「ネットで買ったドローン(100g以上)をそのまま飛ばした!」
→ 2022年6月以降、100g以上の機体は機体登録が義務化されており、未登録での飛行は違法です。
▶ 罰則:刑事罰の対象であり、罰則が非常に重いです。
🚧【5】飛行禁止空域(空港周辺、重要施設など)での飛行 → 1年以下の懲役 or 50万円以下の罰金
ケース:
「空港の近くでいい景色があったので飛ばしてしまった」
→ 空港周辺、政府機関・原発などの上空では、特別な許可なしでの飛行は禁止されています。
▶ 罰則:重大な社会的トラブルにつながるため厳罰対象
📸【6】勝手に人を撮影してネットにアップ → プライバシー侵害・肖像権トラブルに
ケース:
「学校の上空を飛ばしていたら、たまたま生徒が写ってSNSで話題に!」
→ 許可なしで人を撮影・公開するのは、肖像権やプライバシーの侵害になる可能性があります。
▶ 民事訴訟のリスク、慰謝料請求の対象になることも。
🎯まとめ:安全に飛ばすには「許可・確認・常識」が鍵!
注意すべきポイント |
罰則例 |
許可なしでDID飛行 |
50万円以下の罰金 |
夜間・目視外・イベント飛行 |
50万円以下の罰金 |
無登録での飛行 |
1年以下の懲役 or 50万円以下の罰金 |
無許可で30m以内に接近 |
同上 |
人を勝手に撮る・投稿する |
民事トラブルの可能性 |
✅ 最後に一言
ドローンは「自由に飛ばせる」道具ではありません。
だからこそ、正しい知識と準備を持って、安心・安全に空撮を楽しむことが大切です!
今後もドローン初心者向けに、わかりやすい情報を発信していきますので、ぜひチェックしてくださいね!