4月下旬発売予定 キヤノンEOS R8のご紹介
キヤノンより新製品のフルサイズミラーレスカメラ『EOS R8』が発表されました。
35mmフルサイズCMOSセンサー × DIGIC Xを搭載しつつ、軽量・コンパクトを実現した期待の『EOS R8』をご紹介致します。
機種名:キヤノンEOS R8
EOS R8・RF24-50 IS STM レンズキット
発売日:2023年4月 下旬予定
■主なおすすめポイント
◇軽量・軽快フルサイズ
EOS R8+RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
ボディ単体(同クラス機種との比較)
クリエイティブな映像表現を実現する性能と、優れた機動性を両立。ボディー単体で約461g(バッテリー、SDカードを含む)という軽量化を実現したEOS R8。軽量ズームレンズRF24-50mm F4.5-6.3 IS STMを装着しても約671g。いつでもどこにでも持ち歩きやすいフルサイズです。
◇2420万画素のフルサイズCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC X搭載
約2420万画素CMOSセンサー(画面サイズ:約36.0×24.0mm)を搭載。新シャープネス処理により、EOS RPを凌ぐ解像性能を達成しました。EOS R8のCMOSセンサーは、RFレンズに対応した光学設計の最適化をはじめ、高感度性能や4K/60P動画撮影、デュアルピクセルCMOS AF IIへの対応など多彩な特長を備えています。
キヤノン自社開発の映像エンジンDIGIC XはCMOSセンサーとの連携で、約2420万画素で最高約40コマ/秒の高速連続撮影、シャッタースピード最高1/16000秒、6Kオーバーサンプリングから生成される高画質4K UHD/60P動画撮影、180Pのハイフレームレート動画など、映像表現の可能性を広げるさまざまな機能を実現しています。
◇高速・広範囲AF
デュアルピクセルCMOS AF II
いかに速く、正確にピント合わせができるか。EOSのオートフォーカス(AF)は、その追求を続け、EOS Rシステムによってさらに進化しています。それが、デュアルピクセルCMOS AF II。高速・高精度なのはもちろん、画面の広範囲にわたりAFできるという特長を備えています。さらにEOS R8では、対応する被写体を高精度に検出しトラッキング(追従)。動き続ける被写体にピントを合わせ続けることができます。
※キヤノン様公式チャンネルより
「人物」:瞳検出性能が向上
「人物」の瞳/顔/頭部/胴体の検出に対応。動きが激しく、顔や頭部が検出できない状況でも安定したトラッキングを継続します。瞳検出の精度が高く優れたAFを体感できます。また、瞳検出での[右目優先][左目優先][自動]の設定が可能。大口径レンズの浅いピントを活かした人物撮影時、左右の瞳でピントが変わってしまう時などに威力を発揮します。ファインダー撮影中でも、登録したボタンを押すだけで設定を切り換えることができるため、撮影者の意思を反映したピントと構図での撮影が行えます。また横顔、顔の陰影、マスク装着時などでも瞳を捕捉。頭部検出においては、スキーやスノーボードなど、ゴーグルやマスクで顔が検出できないような被写体にも対応できます。
◇最高約40コマ/秒の高速連続撮影(電子シャッター時)
EOS R8のシャッター方式は、電子先幕と電子シャッターの2種を搭載。電子シャッター使用時、最高約40コマ/秒の高速連続撮影(AF/AE追従)を実現。EOS RPと比べ、ローリングシャッター歪みも軽減しています。また電子シャッターで中間コマ速(高速連続撮影:約20コマ/秒、低速連続撮影:約5コマ/秒)の設定も可能です。電子シャッターのため連写中でもシャッター音を抑制でき、静音を求められるピアノ発表会などの撮影にも有効です。
◇進化した動画性能
より高画質な4Kで記録。それは、RGBそれぞれ6Kのデータを生成し、6Kで1フレームの画像を生成した後、4Kにリサイズすることで可能になります。これにより低感度から高感度まで、優れた解像感と色再現性の高い4K画質が得られます。
1回あたりの動画記録時間の上限は、2時間00分00秒まで対応。長回しやドキュメンタリー撮影にも安心です。
※ハイフレームレート動画:179.82/150.00fps時は最大20分00秒、119.88/100.00fps時は最大30分00秒となります。
■EOS R8と同クラス機種との仕様比較
■おすすめアクササリー
◇バッテリーパックLP-E17
小型大容量のリチウムイオンバッテリー (DC7.2V ・ 1040mAh) です。
◇スピードライト EL-5
2023年3月発売予定
ガイドナンバー60(ISO100、照射角 200mm時)
マルチアクセサリーシュー対応のスピードライトです。
電源は充電式リチウムイオンバッテリー LP-ELを使用します。従来のスピードライト 600EX II-RTよりチャージ時間を短縮。約1.2秒の高速チャージを実現しました。
※旧アクセサリシューを搭載したカメラ(EOS R5、EOS R6、EOS R、EOS RP、EOS-1D X Mark III、EOS 5D Mark IVなど)には対応していません。
◇マウントアダプター
マウントアダプター EF-EOS R
希望小売価格:15,000円(税別)
コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R
希望小売価格:30,000円(税別)
マウントアダプターのご使用で、お手持ちのEFレンズが使用可能となります。
■残念なポイント
EOS R8ではボディ内手ブレ補正機構が搭載されていません。ただ多数のRFレンズにはIS(レンズ内手ブレ補正)が搭載されていますので、こちらでカバー出来るのではないでしょうか。
バッテリーはLP-E17を使用します。EOS R6やR7に採用されているLP-E6NHと比較すると容量が約1/2となりますので、その分撮影できる枚数も減ります。
また、記録メディアはSDメモリーカードのシングルスロットになります。
業務ユースでは撮影データのバックアップの観点からダブルスロットが望ましいですが、価格とのトレードオフを考えるとやむを得ないといったところでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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