今なら購入できる高画質コンパクトカメラ〈SONY編〉
今から10年ほど前 高級コンパクトカメラとセンサーサイズと言えば、「1/1.7型」が主流でした。
当時のスマートフォン・iphone等のセンサーサイズは「1/4型」「1/3.2型」など極小サイズを使用していたので、カメラメーカーとしても「1/1.7型」で十分に優位と考えていました。
そのような風潮のなか、2012年に1.0型センサーを採用した『SONY DSC-RX100』が突如登場。
100年以上続く写真史のなかで、後発組のSONYは既成概念に捕らわれないスペック・商品展開に、一気にSONYファンを増やすことに成功します。
RX100シリーズ登場10周年を迎えましたが、日本国内の主要カメラメーカーで、高画質コンパクトカメラのラインアップが最多(5機種)のSONYのコンパクトカメラ。
選択肢の多いSONY製品のうち、今なら購入できるソニーの高画質コンパクトカメラについて、確認していきましょう。
目次[非表示]
- 1.SONY RX100シリーズ
- 2.SONY RX10シリーズ
- 3.SONY RX1シリーズ
- 4.最後に
SONY RX100シリーズ
2022年10月時点 現行製品は3機種です。
■DSC-RX100M3 (RX100 III) 〈標準納期 2週間~〉
■DSC-RX100M5A (RX100 V) 〈標準納期 3週間~〉
■DSC-RX100M7 (RX100 VII) 〈標準納期 6週間~〉
センサーサイズ1.0型高級コンパクトカメラの初代製品は「DSC-RX100」2012年発売です。
一昨年までは初代から最新式まで7製品が現行機種と、カメラに精通していない方だと、何を選べば良いか途方に暮れる嬉しい悩みがありました。
現行機種の中から発売時期が早い機種から紹介します。
■DSC-RX100M3 (RX100 III) 2014年発売
写真を趣味にしたくなる高精細ファインダー搭載のRX100 III
この機種ではじめて『ホップアップ式電子ビューファインダー』を搭載。
日中の屋外など、ゴーストやフレアーが発生しやすい条件でも、しっかりとファインダーで構図を整理できます。
レンズスペックは『ZEISS 24-70mm相当 f1.8-2.8』 明るい場所で便利な『NDフィルター』も搭載 しています。
また、他社のカメラメーカーに先駆けて、カメラ本体にマイクロUSB(端子Bタイプ)を備えていますので、外出先でモバイルバッテリーから充電ができます。
■DSC-RX100M5A (RX100 V) 2018年発売
ミラーレス一眼に遜色のない高速オートフォーカスを実現したRX100 V
レンズスペックはDSC-RX100M3と同じですが、 従来機種と比較して、高速化・高精度化したオートフォーカス機能により瞳AFの検出精度も向上しています。
また、最速1/32000秒の設定可能な電子シャッターも搭載しています。
■DSC-RX100M7 (RX100 VII) 2019年発売
ポケットサイズの高画質・高倍率ズーム機種で大人気RX100 VII
前モデル(RX100M6)よりレンズスペックが『ZEISS 24-200mm相当 f2.8-4.5』へ変更しています。
高倍率ズームになっていますが、ジャケットケース(LCJ-RXG) ソフトキャリングケース(LCJ-RXG)が初代RX100と共用できるコンパクトボディを維持しています。
また動画撮影時でも、人物の瞳にピントを追従し続ける「リアルタイム瞳AF」を採用しています。
お手持ちのミラーレスカメラで静止画を、RX100M VIIで動画という組み合わせする選択肢を選ぶ方も増えてきています。
【作例】
DSC-RX100M3 プログラム露出
DSC-RX100M3 プログラム露出
SONY RX10シリーズ
2022年10月時点 現行製品は1機種です。
■DSC-RX10M4 (RX10 IV) 〈標準納期 3週間~〉
最速0.03秒の高速オートフォーカスと315点の像面位相差オートフォーカスセンサーによる被写体の追従性能が自慢のRX10 IV。
現行製品DSC-RX10M4 (RX10 IV)のレンズスペックは『Vario-Sonnar 24-600mm相当 f2.4-4』と大口径レンズ仕様です。
SONYで定番の仕様になりつつある『リアルタイム瞳AF』については、「人物」のみならず 「ねこ」「いぬ」等にも対応します。
AF・AE追従 最高24コマ/秒 最大249コマまで連射、かつ『防塵・防滴仕様』なので、スポーツ撮影にもお勧めできます。
ファインダーを覗きながら、スムーズなフォーカス位置移動ができるタッチパッド機能を有するなど、職業カメラマンにも人気があります。
SONY RX1シリーズ
2022年10月時点 現行製品は1機種です。
■DSC-RX1RM2 (RX1R II) 〈標準納期 6週間~〉
国内メーカーでは、フルサイズセンサーを唯一搭載したSONY最上位機種に当たります。
使用レンズは『T*コーティング』を施した『ZEISS Sonnar 35mm F2』です。
お客様より『α7R III+ Sonnar T*FE35mm F2.8 ZA』とどちらが良いですか?と質問を受けます。 レンズの性能を極限まで生かせるよう『レンズと撮像素子』は一緒(一組)の組み合わせで最適なチューニングができるコンパクトカメラ■DSC-RX1RM2 (RX1R II)の方が優位とお答えします。
これは、■SIGMA DP Quattroシリーズ ■SIGMA DP Merrillシリーズの設計思想と同じです。
最後に
SONYコンパクトカメラの入門タイプ(3万円未満)はすでに生産完了になり、高画質タイプも販売価格も10万円前後が主流になっています。
何年も付き合う高画質コンパクトカメラだからこそ、スペックの比較に慎重になるお客様が多いと販売店からも耳にします。
SONY RXシリーズの買い増し・買い替えでご不明な点・ご用命については、是非ともナニワ商会までお尋ねくださいませ。
担当セールスが丁寧に商品をご案内いたします。