液晶ディスプレイの選び方!(プレゼン用PC編)
今回はプレゼンや画像処理そんなにガリガリしないPC用のディスプレイの選び方をご紹介!
コストダウンの対象になることも多いディスプレイですが入手しやすい価格の物でもいろいろと種類があるのです!
今主流のサイズは27インチ、4Kは一長一短!!
液晶テレビと違い、PCディスプレイは1m前後の距離で使用することが多いです。
また高解像度化も進んでいる為3mとか距離を取るとかえって文字が見えなくなったりしてしまいます。
特に4Kディスプレイはよほど大きいサイズでないかぎりは文字は視認しにくいと思ったほうがいいです。
一般的に液晶ディスプレイはブラウン管とは違い
ドットバイドットで運用します。(表示解像度=液晶の解像度)
この場合が一番くっきりはっきり見えるためでドットバイドットでないとギザギザな画像や、ぼやっとした画像になってしまいます。
また液晶パネルの種類も数種類あり、それぞれ静止画・動画・視野角・反応速度など得意分野が違います。
購入の際はスペックから、これらの情報を見ることをオススメします。
液晶ディスプレイの種類!
液晶ディスプレイはパネルの種類によって特性が若干異なります。
ここでは代表的なパネルの種類をご紹介!
①TN液晶
コストパフォーマンスに優れています。大型・高解像度化しても大きくコストが上がらない為、安価なディスプレイはほぼこのタイプになります。
テレビなどでもよく使われているタイプですよ。
デメリットとしては視野角が狭いこと、ななめから画面を見た際、照度や色など正確には視認できません。
一人で真正面から見る作業(事務作業等)であれば問題なく使用可能です。
②VA液晶
現在主流のパネルで生産量が多い為、コストパフォーマンスに優れます。
また全体的な特徴として黒の締りが良い為、メリハリのある画像を表示させることが可能です。
デメリットとしてはTNほどではありませんが視野角が狭いこと。
斜めから画面を見た際、色が変わって見えてしまう現象等がおこります。
最近では広視野角対応の物などもありますが、特に記載されない場合はこのデメリットがあるものと思っていただいてOKです。
③IPS液晶
カラーマネジメントモニタなどでもよく使われる液晶です。
広視野角でななめから画面をみても色調変化が起きにくいパネルです。
デメリットとしては高価なこととVAなどに比べ彩度が低めになることです。あと反応速度も遅い傾向にあり動きの激しい動画等はニガテです。
大きく分けてこの3つが現在主流の液晶です。
各メーカーオリジナルのものもありますが大体この3種の亜種で有ることが多いです。
パネルは光沢?半光沢?
個人の好みではあるのですがメリットデメリットを紹介
〇光沢
メリット
・黒が締まる、彩度が高くくっきりはっきり表示が可能
・きらきらしていて高級感がある
デメリット
・画面の反射が酷く、蛍光灯が映り込んだり、自分の顔が映ったり…
・物理的に黒を締めているので実際の画像データと色味が変わってしまうことがある
〇半光沢
メリット
・画面の反射がすくなく、実際のデータに近い色を表示させることができる
デメリット
・光沢タイプと真逆で彩度が低く見えがち
・スマホの画面等はほぼ光沢でお客様自体が光沢に慣れている為、眠い画像と思われることがある
となっており、半光沢は主にバックヤードで画像処理などにつかうPCに、光沢は写真を印象付けるためにプレゼン用につかったりされているスタジオさんが多いようです。(iMacは光沢の部類にはいります)
色々あるディスプレイ、当社では各種ディスプレイをお取り扱いしております。
バリバリのカラーマネジメントディスプレイから動画再生に適したディスプレイまで、フォトルプロでは多数取り扱いをしております!
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