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フルサイズミラーレス一眼 LUMIX S1シリーズ 開発者インタビュー!

CP+でもタッチ&トライコーナーでは午前中に60分待ちになる程注目されていました。Lマウントが採用されたフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S1R」と「LUMIX S1」。今回はパナソニックさんへの訪問インタビュー記事です!


目次[非表示]

    1. 0.1.LUMIX Sシリーズのターゲットとねらいは何でしょう?
    2. 0.2.サイズ感や操作性についてのこだわりは?
    3. 0.3.ダブルカードスロットにSD,XQDを採用した理由とは?
    4. 0.4.S1の動画記録は4K30Pなら無制限ですよね。60Pとの差は?
    5. 0.5.「Certified by LEICA」の表記の意味を教えてください!
  1. 1.まとめ




門真市駅から目に飛び込んでくるPanasonicの存在感にドキドキの筆者



取材に応じてくださったのはパナソニック株式会社のカメラ商品企画担当の角(かど)さんです!

さてS1、S1Rのそれぞれの位置付けとしては、
S1が新世代のクリエイターにおける動画に特化した作品づくりに重きを置き、
S1Rがプロフォトグラファーとして風景やポートレート作品の表現を広げたい方へお届けしたい!とのことですが・・・そんなSシリーズのねらいとは?


LUMIX Sシリーズのターゲットとねらいは何でしょう?


角:これまでのマイクロフォーサーズにおいては、10年間つくり続けた中で直近ではGH5,GH5S、G9というハイエンドモデルでプロの写真家、ビデオグラファーの方々にお使いいだくところまでようやくこれたのではないかと感じています。

レンズを含めたシステムとしての小型軽量、例えば望遠の100-400 mmや200mmのレンズをつけてもあれくらいのサイズ感でおさまり、そこで機動力っていうところがマイクロフォーサーズを活かせるポイントじゃないかと思います。


左:S1R  右:S1

G9をプロの方々に使っていただいておりますがそういう「動きながら機動力を活かす」というところにはマイクロフォーサーズがいきてくるんじゃないかと考えています。

今回のフルサイズは表現力に拘っています。マイクロフォーサーズでは、作品を作るにあたってセンサーサイズの影響から、より高い表現を実現するのには限界があるという声をお聞きしていましたので、今回のフルサイズでは「作品作り」、「プロの仕事道具」というところにしっかりとこだわりながら作りあげてきました。プロの写真家、ビデオグラファーのメインの仕事道具としてお使いいただくことをコンセプトとしています。



レンズサイズとボディサイズに違和感がなくバランス良好


サイズ感や操作性についてのこだわりは?


角:プロの仕事の道具として考えた時に、何が一番重要か、画質も非常に重要ですが、やはり一日に何千枚、もしくは何万枚と撮られるプロの方々にとっては、グリップ含めた操作のところでストレスがかかってはいけないことを念頭におきました。

プロ写真家の方々の体の一部として使用できるようにストレスなく使えるカメラにしたかったのです。指を置けばすぐにシャッターが切れるような、そういったカメラにしたいなというところで今回のS1,S1Rが生まれました。

シャッターを切るためにはまずファインダーを見ますので、ファインダーにも約576万ドットという高精細のものを使い、ボタンの配置やグリップにこだわりながら仕上げてきました。

中のシャッターに関しましても1/8,000sというのは勿論ですが、
今回のS1、SR1はフラッシュ同調 1/320sを実現しています。速い幕速のシャッターかつ精度の高いものが必要になってきます。
1/320sメリットとしてはやはり高速で切れることでスタジオ撮影する際に有利になります。

また幕速が速く、制御精度も高いというところで、露出のムラを抑えることが可能です。そのような高い性能のものを搭載しながら、操作性もしっかりと確保した結果。このようなサイズになりました。



手が小さめの女性カメラマンにも負担のない工夫されたグリップとボタン配置


角:そういったことから最初から「小さくしよう」とかそういった考えはまったくなかったです。

「ミラーレスだから小さくしないといけない」というような考えではなく、しっかりとプロ写真家の道具として活用できるカメラにしたかったんですね。

市場で出ているミラーレスの中で本当にプロの写真家・ビデオグラファーの方々が仕事の道具として満足しているものが本当にあったのか?というところから我々が議論をスタートさせ仕上げました。

数字だけ見ると他社と比べて「重い、大きい」ってなっちゃうんですけど、実際に触っていただいて、グリップのフィーリングやレンズとのバランスなど体感いただくことがポイントかなと思います。



安定感があり、活用できそう、という印象


ダブルカードスロットにSD,XQDを採用した理由とは?


角:やはり動画や大容量のデータをスムーズに書き込みでき、かつサイズと耐久性という面から将来性も考えてXQDの採用に至りました。


S1の動画記録は4K30Pなら無制限ですよね。
60Pとの差は?


角:一番は熱によるものです。技術的にみると4K60Pの無制限も可能ではありますが、放熱対策を施すと本体がさらに大きくなり、高コストにつながる結果となり、S1のターゲットを考えた場合、現実的ではないというのが理由です。


「Certified by LEICA」の表記の意味を教えてください!


角:これまでのマイクロフォーサーズでは、ライカ社の高い基準をクリアしたレンズはライカDGレンズとして提供させていただいていました。

今回のSシリーズにおける「Certified by LEICA」も従来同様に、ライカ社の高い基準をクリアした証になります。ただ、ライカ社からもLマウントのレンズが発売されていますので、それと棲み分けをする必要があるので、こういった表記をしています。



まとめ


今回はパナソニック株式会社のカメラ商品企画担当の角さんにお話を伺いました。


次々とフルサイズのミラーレス機が発売されていく中で、インタビュー内にもありましたように「これまでプロの写真家・ビデオグラファーの方々が仕事の道具として満足しているものが本当にあったのか」という部分から議論する姿勢と、新しい表現力を追い求める力が、S1、S1Rが生まれたきっかけといえますね。

今後も最高の機材を必要とするハイアマチュアの方々にとって唯一の存在になっていくことと思います!

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!


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写真家やビデオグラファーの方にはぜひご活用いただければと思います!


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