【第2回】ビデオグラファーからの支持。Lumix GH5をご紹介!
第1回目に引き続き、今回はGH5についても現在プロ販路の営業を担当されている田所さんにお聞きしました!
第1回目の記事はこちらから読めます
ビデオグラファーから圧倒的な支持をえているとお聞きしますがその理由は何でしょう?
田所:現在のビデオグラファーが仕事で必要とする機能を全て搭載しながらも、コストパフォーマンスに優れ、扱いが簡単。あとはシステムとして小型であることが、ポイントですね。
日々、動画ニーズは高まりつつありますが、大掛かりな撮影をするものでなく、少人数低コストで動画制作を求められるケースが大半ですかららこういった環境下で高品質な作品を撮る機材としてご評価頂けているからだと言えると思います!
GH5は2シリーズあるがどう違いますか?
田所:GH5は機動力を活かし動画を撮影される方向け、強力な手振れ補正で三脚なしでも高いクォリティで撮影頂けますし、静止画撮影も高いレベルで行なう事が可能です。
GH5Sでは、より動画撮影に特化して撮影される方に向けた仕様となっています!
動画撮影向けのセンサーを搭載しておりますので低照度での撮影により強い仕様です。
光量が少ない照明での撮影や、オーロラなどの超高感度撮影にもってこいですね。
プロ仕様として、他のカメラと何が違うのでしょう?
田所:4K撮影でも加工に耐えられる、4:2:2 10bitフォーマットや色にこだわった撮影が出来るLOGでの撮影可能な点が上げられますね。
しかもこれらを時間制限無しで、外部レコーダーに頼らずカメラのみで撮影です。
このクラスで唯一2枚のメディアに動画を同時に記録することができますので、バックアップがとれるのは動画のお仕事をされる方には重要ではないでしょうか。
カメラ本体にタイプAのHDMIを採用し、マイクロ端子にくらべ耐久性にも優れ、防塵防滴などボディの耐久性もプロ仕様となっております。
4:2:2 10bit 作例
こちらからご確認いただけます!
4K60Pが求められる様な撮影って?
田所:GHの特徴と致しまして4K60Pで撮影できる点が上げられます。お客様のご試聴いただくのにはまだまだフルHDで十分ですし・・現在の動画は殆ど30Pですので60Pまでは不要とお考えの方がいらっしゃいます。
このメリットを静止画で例えると、画素数の大きなデータはトリミングに耐えられます。
フルHDで見せる場合にはかなりのトリミング耐久性が4Kにはあるのが容易に想像できるかとも思いますし、60Pでの撮影は高速連写でイメージいただけると良いかと思います。
動きがあるシーンを高画質で見せたい、撮影後にスローモーションにしたいということが60Pで撮影しておくと後編集で可能です!
失敗したくないシーンを1で撮影し、編集でより完璧な作品としたい場面で実は4K60Pは非常に魅力的なんですよね。
4K60Pサンプル映像
こちらからご確認いただけます!
フォーサーズセンサーでも十分使える?
田所:動画はピントを合わせ続けることが必要となる為に深度が浅い撮影は難易度が非常に高くなります。
フルサイズセンサーでの動画撮影を本格的に行なうケースではピント合わせで専任が一人別に必要となるケースがある様です。
フォーサーズセンサーは動画を撮影される方にとってはピントの合わせやすくしかも、大きなボケも得られるますので、1人で様々な撮影を何でも行なうことが求められる動画撮影では高くご評価いただいております。
写真館、ブライダル撮影でGHを選ぶメリットは?
田所:ブライダル撮影においてGHシリーズはハウスウェディングなど三脚を使いにくい撮影において高い評価を得ております。
一眼動画機の中で手振れ補正の強さは際立っており、狭い会場を動き回りながら動画を撮影される方には最良の選択肢となるのではないでしょうか!
1人で全ての動画を撮りきらなければならない時に固定アングルで長まわしできますので、押さえのカットを確実に撮影することなどを行なえる点も強みですね。
ウエディングの前撮り動画など屋外で撮影する際に全ての機材を持ち歩かなければならない時にも小型軽量なシステムという点もご評価頂いておりますよ!
これから動画でご商売を始める方にお勧めできるポイントは?
静止画機と同じ操作感覚で操作が可能な点、現在動画撮影の仕事で必要とされる機能が全て一台のカメラに詰まっていることや、周辺機器への対応も数多く、ご予算もイメージですがプロ用レンズ1本分で本体をご購入頂けるというところですかね。
これから動画撮影のお仕事を考えられている方にはこれを買って頂ければまちがいないと自信をもってお勧めできます!!!
編集難易度が高く手間がかかり商売にならないなんてことは・・・
田所:フォトグラファーの方が良くお使いのアドビ系ソフトでハイクオリティな編集が実現が可能となりますが、アルバム業者の様に売れる状態に外注で直ぐ仕上げられない点が大変な点かもしれませんね。
バッテリーの持ちに不満の声は無いのか?
田所:バッテリーは外付けの大型タイプがないので長時間連続でバッテリー電源から撮り続けることが出来ない点が課題かもしれません。
縦位置グリップをお使いいただき、最大で2個、スペック上バッテリー一つで60分二個搭載では120分背面液晶で撮影可能です。
結婚式を撮影される場合はもう少し予備でバッテリーをお持ちいただく必要があるかと思います。
以上、動画での仕事を検討されている方には、実績も豊富な様ですしプロにお勧めできるカメラですね。
1回2回とパナソニックミラーレスを紹介いたしましたが、来年発売されるフルサイズミラーレスが楽しみですね!