Original

【前編】Nikonレフ機野郎の僕がX-H1を試してみた

「GFX触りたいですぅー」とナニワ商会の担当さんに色目を使っていたら

「おまたせしました!」とX-H1が届きました。


そうそうそうこれこれこれー!
右肩のサブモニタがね、見やすくてね、レフ機と大差ないサイズと重量でこれが中版って凄い時代になりまs。

初めて行ったPhotokina・・

ハッセルブラッドの兄ちゃんがX1Dのセンサーを見せびらかしてきたので、反射的に愛用中の
X-T1のセンサーを見せつけてしまった私。

「HAHAHA、ドントクライ」って言われました。
何故だかその時の事を思い出して、、泣いてないですよ。


そんな事はさておきです。素晴らしいカメラです。レンズもたくさんお借りしました。
楽しみましょう。何が出るかな、何がでるかな。


•          XF56mmF1.2 R APD

•          XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

•          XF10-24mmF4 R OIS

•          XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR

•          VPB-XH1

•          X-H1本体



神様、これがデモ機だなんてこと、忘れてもいいですか?
あと、TをHに書き換える方法を大至急。

めくるめくX-H1試用機の開梱作業。
にわかXグラファーの筆者にとっては夢の宝石箱。
いや違うな、「開放f値の宝石箱やぁ〜」位のカロリーでド寒くニヤついてました。
3日後、X-T3が発表されるとも知らずに。



真顔でX-H1を撫で続けます。
良いカメラだなあキミは。ははは、ドントクライ??
めちゃくちゃ書いたるわ!!


もうバレていると思いますが白状します。カメラとかレンズとか、語れるほど何かを知っているわけじゃないんです。お伝えできるのは完全に主観の感想。

仕事ではNikonのレフ機、散歩用にX-T1を使っている私の徹底的な感想文です。
参考にならないかとは思いますが、どうぞご容赦下さい。


なお今回の作例は非圧縮RAWで撮りましたが、「撮って出しのJPEG画像」を意識してLightroomでフィルムシミュレーションを適用するだけの現像に留めています。真面目か。


大きさ重さは?システム全体で見ると機動力は優秀


今回、普段自分が持ち出す機材と同じようなラインナップを意識して、お借りするレンズ等をリクエストしました。


全てをバッグに収めて驚愕。背負って更にびっくり。非常に軽く感じました。
感覚的には重量質量ともに2割減、といったところでしょうか。ロケグラファーならとっても嬉しい要素だと思います。

さて、レフ機に比べるとシステム全体が小型軽量なのは間違いないのですが、ボディはずいぶん恰幅が良く見えます。

実際に、35mmセンサーを搭載するSony α7III よりも1cm以上は肩幅が広いようです。X-T系も同様に幅広
なので既定路線かも知れません。個人的には特段気になる部分では無いのですが、後述のハンドリングに影響しているとすれば悩ましい部分かなと思います。




操作性・ハンドリングの第一印象◯第二印象△後は慣れ?


これまでのXシリーズには見られなかったフォルムのX-H1。
その最たる特徴が深めのグリップじゃないでしょうか。


レトロデザインがアイコンのXシリーズとしては異端のルックス、実際に持ってみると概ね好印象です。他のXシリーズにはない安定感があり、スナップ撮影や動体撮影に対しての優位性はダントツです。


当方、手は大きくないのですが、意識をせず握ると小指が余ります。重めのレンズ、具体的には「XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro」を使った時に全体のバランスがレンズヘビーになり、小指がかからない事でホールド感やボタン操作感が悪目立ちしました。


「VPB-XH1 縦位置バッテリーグリップ」を装着するとずいぶん改善されますが、それでも少し違和感が残ります。いろいろと考察した所、「グリップが深い割に細い(薄い)」のが原因じゃないかと思いました。ただ、こういったインプレッションは人それぞれだと思いますので、現状の形がしっくり来る人もいると思います。


「全ての人に当てはまるわけでは無い」と言う前提ですが、その他にもいくつか気になる部分がありました。握り方次第で回避出来たり、慣れで解決出来る点も多いと思いますので、ぜひ実機にて確認して下さい。


【気になった点】

1)AF-ONが大きくなったけどまだ押しづらい 
※縦位置グリップのボタン類は「押させたくないの?!」って思うくらいの控えめなデザイン。

2)ストラップの取付環(右肩)が手に当たる

3)フォーカスレバーが小さい(フジ機全般)




EVFは確実に進化。2世代前からの乗り換えにはおすすめ


冒頭にも書きましたが、右肩のサブモニターは昼夜問わず見やすくて、従来の一眼レフユーザーにとっては嬉しい装備です。表示内容はカスタム出来るようですが、到着時の設定のまま使用しました。電源OFF時も各種情報が表示されるのですが、電池を抜けば消えます。

X-T1ユーザーの筆者としてはEVFの進化を強く感じました。
高精細でレスポンスも速く、高速連写モード時はブラックアウト無く撮れる気持ちよさがあります。露出やWBの反映、マニュアルフォーカス時の補助(ピーキングや拡大)など、EVFならではの機能がより一層頼もしくなりました。


背面のLCDは2軸チルトのタッチパネル。正直な所、解像度、タッチ操作の反応速度ともに物足りなさを感じます(特に再生時のフリックや拡大操作において)。

画面の開閉やチルト操作にはコツが必要かも知れません。片手でパカパカ開閉出来るようなものではなく、心理的には破損に気をつけながら操作をしていました。2軸と書きましたが全てのアングルに有効ではない「3方向チルト(メーカー談)」仕様。縦位置グリップ装着時のハイポジ撮影では利便性を感じませんでした。


なお、EVFとLCDでは見え方、色が異なります。
特に人工のミックス光源下では顕著で、実際の仕上がりはLCDで見ているものに近くなります。
それぞれのディスプレイは色調整が出来ますが、現場ごとに変えるのは現実的ではありませんでした。EVFでのAWB反映を無効にすることで回避可能かもしれませんが、テストするに至らず。

ぜひ実機にてご確認下さい。


また、LCD表示にて待機中、稀にLV画面がカクつく事があります。
いずれかのボタン操作ですぐに復帰するのですが、始めて見た時は戸惑いました。
最新のファームウェアでも発生したので仕様上の挙動かも知れません。



スナップポートレートは?色は最高、瞳AFは発展途上


いつもお世話になっているモデルクラブ「SOUTHERN CROSS」さんに協力をお願いし、美人さんに降臨していただきました。asakaさんです。

普段は自由に動いていただきながら撮影したいので、多少のピン外しは覚悟してAF-CのゾーンAFで撮影することが多いです。

そう言いながら多少どころじゃないピンぼけに後で後悔するんですけど。
X-H1では顔検出・瞳AFを試したいのですが、残念ながらこの機能はAF-Cで駆動しないとのことでAF-Sで撮影しました。

こういったテクノロジーは賛否がありそうな気がします。
実際に撮影してみると、機能への驚きと将来への期待が混ざる体験になりました。

カメラが被写体を捉えると顔の範囲に四角い枠が現れます。
条件が整えば、瞳周辺に更に小さな枠が現れます。あとは、シャッター半押し/AF-ONで合焦。
ハマった時の精度はかなり満足の行くものでした。

また、逆光下でもかなりの確度で顔を認識してくれます。
未来と便利を感じました。




ちなみに瞳AFは被写体の左右のどれを優先するか、あるいは自動で選択するかを選ぶ事が出来ます。今回は自動にしましたが、「カメラに近い方の瞳にピントを合わせる」的なセオリーで制御したい時は左右優先の指定は有効かもしれません。

一方で、顔検出・瞳AFともに認識までに僅かなタイムラグがある事、ある程度の大きさで顔が映らないと瞳AFも効かない事などが重なり、少し「かかり気味」のシーンがありました。

また、不覚にもレリーズ優先/フォーカス優先の設定をしていなかったので、H1の特徴である
「フェザータッチシャッター」由来のミスカットを量産。

これは本当に勉強不足で反省しきりです。
そんなこんなのテストでしたが、AF性能、特に「瞳AF」は他社最新世代の35mmミラーレス機に譲ります。断言出来ます。

但し、フジの次世代機では位相差AFエリアの拡大や速度向上が謳われていますので、今回の
インプレッションはすぐにひっくり返るかもしれません。

これも試させてくれ!フジ対応リモコンでハイスピードシンクロ



毎回毎回、こっそり自社商品を盛り込んでるんですけど、性懲りもなく今回もやってやりました。


私どもが代理店を務めるJINBEI社のストロボ・リモコンシステムは、富士フイルムのカメラにも対応しています。どういうことかといいますと、専用のリモコンと対応ストロボにおいてTTL調光やハイスピードシンクロが出来てしまうのです。

今回は「MARS-3 250W/S TTL/HSS ポータブルバッテリーストロボ」というゼネ型のバッテリーストロボと「TR-Q6 JINBEI TTL/HSS スマートトリガーfor FUJI」を使いました。
もちろん、電波法準拠で安心してお使いいただけます。



レンズ設計なのかコーティングの賜物なのか、中々フレアが入りませんでした。この状況でも顔検出は駆動してたのでちょっと驚きです。

X-H1のファーストインプレッションからロケでの人物撮影、ストロボとの相性などについて書きましたが、この後・・

さらに4000字以上の駄文が続きます。

飽きた皆様、ここで失礼いたします!
地獄にお付き合いいただける方は後編でまたお目にかかります!では!



寄稿: 合同会社OMNIVAS 西平千尋

寄稿: 合同会社OMNIVAS 西平千尋

[ウェブサイト] http://omnivas.jp/

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