未だ現役!データの保存にハードディスク!でもちょっとまってどうやって選べばいいの!?!?
パソコンの記憶媒体として不動の地位を確保しているハードディスク。容量がどんどん大きくなって、容量当たりの単価もどんどん下降。メインのストレージでお使い頂いている方も多いと思います。
そこで今回はそんなハードディスクについての豆知識をご紹介。機種選定の一助になればと思います!
巷にあふれるハードディスク、いろいろな種類をここで解説
家電量販店やパソコンショップで売られているハードディスク、説明書きを見ても何が何だかパッとしませんよね。USB接続とか、そのあたりしか見てない…とか。ここで一般的な種類をご紹介していこうと思います。
内蔵型ハードディスク
文字通り、機械に内蔵するタイプのハードディスクです。
基本剥き身での販売となります。
内蔵型のメリット
- 内蔵してしまうので場所をとらない
- ハードディスクのユニットのみとなるので外付けに比べて安価
- 種類が豊富で価格と性能のバランスを取りやすい。
- 相対的にみてアクセス速度が速い
内蔵型のデメリット
- 取り付けにそれなりの知識が必要
- ノートPCなどにはそもそも増設できるスペースが無い
と、いったことが挙げられます。
外付け型ハードディスク
パソコンにケーブルなどで接続し、使うことのできるハードディスクです。
USBハードディスクなんてみなさんよくお使いだと思います。
外付型のメリット
・大量生産、大量流通により内蔵型にもおとらないコストパフォーマンス
・パソコン以外にも使える機器がある(TVなど)
・ケーブルを指すだけで認識するものが大半なので、接続が簡単。
外付型のデメリット
・転送速度は接続の方式に左右されるので総じて内蔵型よりもアクセス速度が遅い
・設置するのに場所をとる
・内蔵型に比べ、付帯部品が多く同容量・同速度のものであれば比較的高価である
といったところです。
この2種の使い分けとしては
内蔵型: 頻繁に差し替えなどができないことから、システムディスクやアプリケーション本体の保存等を行うことが多い
外付け型: お客様の撮影データの保存など、大容量で頻繁に追加したり増設する必要がある場合に用いることが多い
と言われています。
外付けハードディスクの主な接続方法をご紹介!
USB(ゆーえすびー)1.1/2.0/3.0
一番メジャーな接続方式です。下位互換があるため、一応どの分を選んでも使うことは可能です。
バージョンの違いは転送速度で 1.1(1.2Mbps)2.0(480Mbps)3.0(5Gbps)と結構な差があります。
違う規格で繋ぐ場合は下位のスピードとなりますので繋ぐパソコンとハードディスクの規格を気にする必要があります。
LAN
ネットワークにハードディスクを繋げる方式です。NASとも呼ばれます。
ネットワークにつながっているPCと共有化が楽で転送速度はネットワークの速度依存となります。(有線の場合概ね100Mbps/1Gbps)
レタッチ後の完成データや、購入頂いたお客様のお写真など複数のスタッフで共有するデータの保管に向いています。
ハードディスク本体(中身)の性能はどうなの?
接続方式以外にも性能を表すものがハードディスク自体のスペックです。が、有名メーカーの物は回転数ぐらいの表示に収まっていることが多いです。もちろん、回転数が高いほどデータの読み出し速度が上がります。
デメリットとしてはハードディスク自体の温度が高くなります。
ただし、どちらかというと接続方法で転送速度の頭打ちになってしまうのでこだわらなくてもOKです。
ハードディスクは消耗品レベルでよく使う!いまは外付けのハードディスクを複数台運用が主流
DVDだと4.7GBしか入らない。USBメモリも値段が下がっていますが保管という役目では容量が足りない。ハードディスクは保管でいうとまだまだ現役。
外付けのハードディスクでデータを管理し、ハードディスクごと保管するのが一番手っ取り早く、かつ分かりやすい管理方法かもしれませんね。
事実上、扱えるPCが多いUSB外付けタイプのハードディスクがやはりおすすめ!となります。
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