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ミニラボ「銀塩機」から「ドライ機」への移行をお勧めするこれだけのメリット

一昔は「インクジェットは写真じゃない!」という声も多かったこの写真業界にも、今やドライ機の普及率は高まってきました。
その背景にはドライ機のプリント品質の向上が大きく影響していますが、それ以上に銀塩機からドライ機に替えるメリットがたくさんあるからだと思います。

では実際に、銀塩機からドライ機に替えた時の具体的なメリットはどれぐらいあるのか?
また逆に、どういったデメリットが考えられるのか?気になるところをまとめてみましたので、ぜひ買い替え時の検討材料にしていただければ幸いです。
※ここでの比較は、銀塩機は主に305ペーパー対応機、ドライ機も同等機で比較しています。

銀塩機からドライ機に替える「メリット」とは

ここからご紹介するに内容については、メーカー発表の情報のほか、実際に使用されている得意先様からの現場の声も多く交えてご紹介します。

コスト面のメリット

・本体価格が銀塩機に比べて安い!
最も大きいメリットで、銀塩機の約1/2~1/3の価格で購入出来ます。

・電気代が安い
ドライ機は家庭用100V電源から電気を供給出来るので、通常の家庭用コンセントにプラグを差し込んでの使用が可能です。対して銀塩機は200V仕様が主になりますので、設置時には専用電気配線工事が必要なのと、電気代もドライ機に比べ約倍近くかかります。

・廃液処理コストが安い
銀塩機でいう廃液と同じように廃インクは発生しますが、専門業者に処理を依頼する事は無くメンテナンスタンクを取り換えるだけでOK。銀塩機の廃液と比べると処理コストも安価となります。

・保守費用が安い
銀塩機とドライ機の両機械を扱うメーカーの保守契約料を見てみると、ドライ機の保守契約料は銀塩機に比べ約1/2の価格設定となっています。もちろん保守の内容にもよりますが、総合的に見てもドライ機の方が銀塩機に比べ保守契約料が安価設定になっています。

性能面のメリット

・処理液が酸化しない
銀塩機使用店で苦労されている「処理液の酸化」。一定量の処理を行わないと処理液が酸化し色調が出にくくなり、最悪液の入替で時間とコストがかかってしまう。このような経験をされた方も少なくないと思いますが、ドライ機にはその概念はありません。よって処理枚数が少なくてもプリント品質が落ちる事はありません。

・立ち上げが早い
銀塩機の立ち上げには約30分~1時間ほどかかり、起動をタイマーセットされている方も多いかと思いますが、ドライ機は約10分程で立ち上がります。また外気温の影響も銀塩機に比べ少なくなっています。  

メンテナンス性のメリット

・小スペースでの設置が可能
ドライ機は銀塩機に比べ、約1/2~2/3の設置面積で設置出来ますので、限られたスペースでの設置も可能。空いた空間を有効活用出来ます。

 ・ペーパー・インクの取り換えが簡単
インク交換は消費したインクカートリッジを抜いて新しいインクカートリッジを差込むだけ!
ペーパーは光に対して感光することはありませんので、明るい室内で堂々とペーパー交換が可能!またマガジンの使い回しが可能なので、紙幅、紙質を増やしたいときに新たにマガジンも購入しないといけないというような事はありません。

・独自で機械の移設が出来る
銀塩機の総重量が約500kgに対しドライ機は150kg前後ですので、大人3人ぐらいで持ち上げて移設させることが可能です。また銀塩機の場合は移設時に専用電気配線工事が必要になったり、専門業者に移設を依頼したりとコスト面がかかりますが、ドライ機の場合家庭用コンセントがある場所でしたら独自で移設が可能ですので、コストがかかりません。


と挙げたらキリが無いほどにメリットまみれのドライ機。この内容を読まれて「ドライ機に決まり!」
思われた方も多いはず!
しかし、世の中そんなに都合のいい話はございません。というのはオーバーな表現ですが、実際には「表もあれば裏もある。メリットがあればデメリットもある」というのが本音。
では次にドライ機に替えるデメリットも紹介します。

 

銀塩機からドライ機に替える「デメリット」とは 

「デメリット」という表現は少々きつい表現になりますが、銀塩機に対してのドライ機の劣っている部分、不便な部分を挙げてみました。

コスト面のデメリット

・消耗品コストが高い
銀塩機のL版1枚あたりのコストが約5円前後に対し、ドライ機は約10円前後と倍近くのコストがかかります。

性能面のデメリット

・処理スピードが銀塩機ほど速くない
ドライ機の処理スピードは体感的ですが銀塩機の約1.5倍かかると感じられている方が多いです。
また、ドライ機にはノーマルモードと高品質モードの切替がある機種が多く、高品質モードで処理するとさらに時間がかかります。

・大量処理に向かない
ドライ機の1日の処理限度はL版換算で約2,000枚で、大量処理をするとインク汚れが発生しやすくなると言われています。短時間での大量処理にも不向きと言えます。

・色が鮮やか過ぎる
これはデメリットと言えるか分かりませんが、銀塩処理をされている方からよくドライ機のマイナスポイントとして言われる内容です。花などのやわらかい表現をプリントしたい内容が実際には少々キツめな色表現になってしまうという声もあり、また銀塩に比べ奥行き感も少ないと言われる声もあります。

・特有の臭いがある
大量枚数を処理した際や、仕上がったばかりのプリントに鼻を近づけると特有の酢酸臭がします。
気にならない方も多いですが、銀塩には無い特有の臭いですので、ここで紹介させて頂きました。

メンテナンス面のデメリット

・ゴミ、ホコリに弱い
これは銀塩機にも言える事ですが、特にドライ機はホコリが天敵で、設置時にもビニールカバーで
機械上部を覆って使用するようにメーカーからもアドバイスされています。

・専用設置台が必要
銀塩機はその重量や大きさから床に直置きすることが多いですが、ドライ機は直置きするとホコリの滞留の恐れがある為、専用台に設置する事を勧められます。
メーカーから紹介されている専用台は高額な物が多いですが、重量をカバー出来る台であれば特に
種類は問わないみたいですので、よくホームセンターで売られているラック等を使用される方も多いです。

・機械の耐久性
ドライ機の使用耐久性は約5年とされています。処理内容で変動しますのであくまで目安年数ですが、銀塩機は6~7年の耐久があると言われ、実際には10年以上使用されている方も多いです。


デメリットを挙げるとこんな感じで、メリットとほぼ同等数デメリットが存在します。

まとめ

銀塩機からドライ機への切替にはメリット、デメリットがほぼ同数あり、実際には業務内容と照らし合わせ、メリット、デメリットどっちが多いか比較されるのが妥当だと思います。

セールス所感になりますが、店頭プリントの減少状況に対応した機械の入替や、スタジオ写真のような単価の高いプリントを内製するには、ドライ機はチカラを発揮しやすいと思いますが、逆に学校写真や学校証明写真のような、短納期大量処理などには不向きかと思われます。

ナニワ商会では数多くのミニラボ設置実績があり、各メーカーと連携してお客様の業務に合った最適なミニラボをご提案させて頂きます。
また、お客様のデータをお預かりしてテストプリントの対応にもお答えします。実機の見学、体験も相談承っています。

ドライ機に興味のある方、銀塩機からドライ機への買い替えを検討中の方は、是非「ミニラボ問合せフォーム」からお問い合わせください。

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株式会社ナニワ商会 佐藤

株式会社ナニワ商会 佐藤

卸事業部 大阪営業所 岡山県在住ながら、大阪営業所勤務の兵庫県全域担当という、小旅行なみの移動距離を毎日、堪能しています。 嫁1人、子供3人、猫5匹、犬1匹の大家族で賑やかな毎日を過ごしてますが、趣味の釣りに中々行けないのが辛い今日この頃です

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