SSDって良いらしいけどハードディスクと何が違う!?具体的メリットとは
デジタル一眼の画質向上や、動画データの取り扱いなどで日々我々が利用するデータの容量はどんどん大きくなってきています。
データを保存するストレージにもいろいろな種類がありますが、現在SSDが採用されたPCや記憶媒体が増えてきています。
そこでいまさら聞けない、ハードディスクからSSDへの乗り換えによる具体的なメリット・デメリットをご紹介します。
そもそもSSDってなんなの?
SSDとは、「ソリッドステートドライブ」の略で、容量の大きなUSBメモリのようなものです。
NANDフラッシュと呼ばれるメモリに記録されるため、駆動部品のあるハードディスクに比べて、「高速アクセス」、「省電力」、「静粛性」、「省スペース」に優れると言われています。
ハードディスクに置き換わる主記憶装置として、色々なところで採用され始めている装置なのです。
ならばHDDを全部SSDに変えてしまうべき?
変えてしまっても問題はないのですが、その際ネックになるのが間違いなく「コスト」です。
執筆時期現在(2017年1月)のデスクトップ用HDDの主流は、3TBのもので価格は大体1万円前後。それに比べSSDは、240GBで1万数千円。480GBだと2万円なかごろとなっています。約10倍の容量単価。
また、SSDはフラッシュメモリとコントローラーの組み合わせとなるのですが、このフラッシュメモリが相場により価格の振れ幅が大きいのです。そのため、おいそれと増設したり交換したりするには少しハードルが高いのです。
SSDの得意分野とは!?
SSDはハードディスクに比べランダムアクセスに強いと言われています。ランダムアクセスとは連続で複数のファイルにアクセスすることです。イメージでいうとレコードやCDの頭出し時間がHDD。デジタルオーディオプレーヤの頭出しがSSDと言った感じで、即時にアクセスが可能なのがSSDです。
また、簡単な比較表を作ってみましたのでご参考までに!
読み出しスピードが速く省電力!財布が許せばどんどん増設するのもアリ!
容量あたりの値下がりも大きく手が届きやすくなったSSD。さすがにHDDからすべて入れ替えるのは危険ですが1ドライブぐらいから使ってみてはいかがでしょうか?
特におすすめの使用法としては、パソコンのシステムドライブ(起動ディスク)に採用すると目に見えて効果を体験できると思います。
「SSDが気になった、、」という方は、ぜひフォトルプロまでお問い合わせください!色々とご相談に乗らせていただきますよ!