一眼ユーザーの映像撮影機材におすすめ!CINEMA EOS C100 MarkII
デジタル一眼レフカメラの技術を惜しみなく盛り込んだプロ用ビデオカメラ、CINEMAEOSの最新モデルC100MarkII。CINEMAEOSシリーズのローエンド機でありながら高品位なムービーが撮影可能です。
私たち写真業界の人間にもなじみの深い機能が盛りだくさんで、映像撮影も始めてみたいという方にはぴったりのプロ機材です。今回は、そのC100MarkIIを詳しくご紹介します。
一眼デジカメ譲りのデュアルピクセルAFセンサーによる高性能オートフォーカス
スチルと違い、ムービーは決めカットの前後も動画として残ります。スチルはシャッターを切るまでにズーミングを行い、ピントを合わせますが、ムービーではそうはいきません。ズーム中、ピント合わせの段階も動画として記録されてしまいます。
演出としてボケからピントを合わせたりは使えますが、カットが変わるごとに起こっていては商品としてまた他の方にお見せするものとしてはおすすめできません。
一般家庭用のHDムービーカメラはピント合わせが遅く、撮影している時はわからないのですが動画を後から見てみるとがっかり・・・といったことも多いです。運動会のビデオなどが顕著です。
CINEMAEOSC100MarkIIは、デュアルピクセルCMOS AFセンサーを搭載。撮像素子からの情報で位相差AFを行うもので、意図せぬピント抜けを防ぎ、ガッチリと被写体をつかみます。
さらにスマホや家庭用ではおなじみの、顔認識AFも搭載。インタビューのワンマン撮影等で真価を発揮します。
ワンマンオペレーションを意識したインターフェース
3.5インチ有機ELバリアングル液晶を搭載することにより、ローアングル・ハイアングルでの撮影での視認性を確保。また側面に180度展開できることによりいろいろなスタイルの撮影も可能です。
ビューファインダーも大型のアイカップが付属したチルト式を採用しています。
背面液晶は有機ELなので視野角も広い!
側面、前面で確認しながらの撮影も可能!
小型軽量な本体で屋外撮影やイベント撮影等に有利
本体がコンパクトにまとまっておりまた、レンズ・マイク等のモジュールを多彩にカスタマイズが可能です。
これにより狭小エリアでの撮影が可能になったほか、スタジオの中などでも邪魔になることがありません。
けっこうゴツイかんじですが、
バラバラになります!
まとめ:画質とサイズ、コストのバランスが優れた優等生!
巷で話題の4Kで記録はできませんが、フルHDムービーを手軽にワンオペで撮影したい場合のベストチョイスな機材だと感じました。
また、ビデオカメラによくある多彩な拡張性能も魅力。これは一眼デジカメにはない選択肢。
そしてこれだけ多機能なのに本体は、実売60万円台という価格も魅力。
動画を本格的に初めて見ようと思われる方、EFレンズの資産をお持ちなのであれば一度試してみるのもいいかもしれません。
今まで一眼デジカメで見ていたファインダーの中の風景が動く。これは結構感動します!
CINEMA EOS
公式サイト:「映画制作機器EOS C100 Mark II概要」