お客様がお客様を呼ぶ店づくりを『写真の野上』様の年賀状印刷展開事例
滋賀県大津市の堅田駅前にある大型ショッピングセンター「アル・プラザ堅田店」の中にお店を構えておられます。
写真の野上様の、年賀状獲得における販促・訴求内容を今回お伺いすることが出来ましたので、ご紹介します。
さすが、5㎞商圏内人口7万人を超える大型ショッピングセンターであり、まずはその大きさに圧倒されました。平和堂さんと60の専門店で構成されています。
お店には11月中旬に訪問させて頂きましたが、既に年賀状の申し込みや、デジカメプリント・証明写真撮影等でのお客様が来られたりと、この日もお客様が途切れないお忙しい状況の中、インタビューにお答え頂きました。
年賀状においては、なんと店舗お隣のはんこ屋さんも扱っており、超激戦商材でもあります。
まずは現状どんな感じでしょうか?
9月喪中からのスタートですが出足も良くスタッファーも足りないくらいでした。
買い物でのお客様がもちろんメインですが、ニューファミリー層から年配の方まで幅広い客層の方々がご来店いただいてます。
お店で心がけておられる事はありますか?
年賀状においても通常商材と変わらず、わざわざ足を運んでご来店頂くお客様を何よりも大事にすること。
こちらでオープン当初から、お店独自でダイレクトメールを発送されており、発送するのはこれからだそうです。少し遅めですがと言いつつ、約360件のDMを発送されるそうです。ご商売もアルプラザさん改装後8年目になりお馴染み様が多く、「昨年通りで!」と申込みされる方が大半だそうです。
お客様との信頼関係をきっちり築かれているなぁと、しみじみ感じました。
年賀状商戦も始まり、しっかりと店頭演出もされておられます。
店内には大きく暖簾を非常に目立つPOP代わりに飾り付けたり、インショップでもありながらノボリも立てて、側面(導線)からもよく見えるように工夫をされています。
カウンター上、店舗正面の一番目立つ場所には、自作の年賀状のサンプルボードを設置されたり、また店舗入り口にはスタッファーを並べ、きっちりお客様に訴求されています。
他に何か工夫されていることはありますか?
母体である平和堂さんから発刊されるチラシにて、年のシーズンごとに3回掲載していただいています。
秋から冬にかけての時期は年末のチラシになるので年賀状は絡めませんが、別に特招会(専門店)のチラシは年に4~5回あり、扱い商品の掲載をうまく利用されておられるとの事です。
ポスティングはされていますか?
駅裏に分譲があり、6年前位に実施しましたが、目に見える返りはなかったとのこと。
DMでの訴求と店頭での接客時の一声かけることが一番効果があるそうで、スタッフの方々にも徹底されています。
堅田駅前ということもあり、駅前でのセールチラシの配布は非常に効率が良く精度も高いのでは、とお話にもあり、是非お手伝いさせて頂く様お願いし、快くご了解頂きました。
また、店頭では、ご高齢のお客様の中には、年賀状を出すのは今年最後にしたいということで1行増やして欲しいなどのご要望もあり、別途お代金は頂かずサービスでご対応されておられます。
これも常に来られるお客様のご相談しやすい環境を作られ、なおかつ、お客様からの色々なご要望に対応し、お客様がお客様を呼ぶお店作りをされているスタッフの方々のご対応には、さすがですねと痛感させられました。
今回は、商売に対する基本姿勢を改めて私たちも勉強させて頂きました。
大変お忙しい中、いろいろお話を聞かせて頂き、誠にありがとうございました。
今後共、どうぞ宜しくお願いいたします。
■年賀状展開事例についてのインタビュー連載
ぜひこちらもあわせてご覧ください!
リンク:「信頼関係こそが最大の武器!『文具の三協堂』様の年賀状印刷展開事例」
リンク:「差別化は店舗演出と独自ツールで『フォトマイスター上本町駅前店』の年賀状印刷展開事例」