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デジタル一眼レフ キヤノン「EOS 5D Mark III」をご使用のプロカメラマンの皆さまへ

皆さま こんにちは。ナニワ商会 見崎です。
「撮影」を職業にされている写真家の皆さまで、キヤノンEOS 5D Mark IIIをメイン機材にされている方をまだまだ見かけます。
使い勝手・操作方法に慣れてくると、カメラボディの買い替え周期が伸びる傾向がありますが、EOS 5D Mark IIIは生産完了になって8年目を迎えます。
メーカー・キヤノンでの修理受付期限が2024年3月末と差し迫まるなか、今後はEOS 5D Mark IIIをトラブル無く継続して愛用することが困難になります。
それでは、修理受付期限を迎えたデジタルカメラを使用するリスクと買い替えボディについて、ご紹介していきます。


メーカー修理受付終了=点検・清掃も受ける事ができない

かつて、筆者、他社カメラメーカーのサービスセンターで勤務をしていましたが、生産完了になって久しいデジタル一眼レフの点検・センサー清掃についても、以前は受付していました。
しかしながら、点検、清掃を行っている最中に、故障発生が生じ、修理ができない状態でお返しするリスクを考慮して、部品保有期間中の製品のみ対応するよう、受付内容が縮小された経緯をしっています。
つまり、不具合もなく快調にシャッターも切れるので、イメージセンサーの清掃やオートフォーカスの精度調整だけを依頼したくても、メーカーでは断られてしまいます。
プロの扱う機材として、故障予防のための定期的なメンテナンスを受けられないことは、避けなければなりません。
次項では、EOS 5D Mark IIIの後継・買い替えとしてオススメの機種をご紹介します。


2024年2月より販売価格が¥30.000-値下がりした【EOS R5】へ買い替え

2022年11月にメーカーの出荷価格値上げ以降、1年以上高止まりだった【EOS R5】が、はじめてメーカーの出荷価格が値下がりしました。
お客様への販売金額として、およそ¥30.000-の値下がりとなります。
これまでメーカーキャッシュバックキャンペーンでの一時的な値下がりはありましたが、半恒久的な値下がりのため、次回のメーカーキャッシュバックキャンペーンに【EOS R5】がリストアップされていれば、ますますお買得に購入することも予想できます。
¥30.000-の値下げのおかげで、ワンランク上の【コントロールリングアダプターEF-EOSR】を購入するのも良いでしょう。
 
またEOS 5D Mark IIIでは無かった「バリアングルモニター」のおかげで、モニターの開閉に合わせて、ファインダーオンセンサーを作動させることもできますので、一眼レフのようにファインダーを覗いてすぐに撮影もできます。


見やすい光学ファインダー【EOS 5D Mark IV】へ買い替え

インターネットでは「EOSシリーズで最後のデジタル一眼レフか?」といつも噂される【EOS 5D Mark IV】発売初年が2017年ですが、現在でもプロフェッショナル・アマチュア問わず、人気のフルサイズ一眼レフです。
EOS 5D Mark IVでは、デュアルピクセル CMOS AF方式に対応したことで、ライブビュー時もオートフォーカスが高速化、またシリカ電球などの人口光源下で、より忠実に白を表現できるオートホワイトバランス「ホワイト優先」も追加されています。
一眼レフカメラでは、ホワイトバランスの状態をリアルで確認できない不便さがありますが、「オート(ホワイト優先)」に設定すれば、白い衣裳などで赤みを抑制できますので、撮影に集中できます。
弊社のオンラインショップ「フォルプロ」「フォトロジ」では、有名家電量販店よりお買得な価格で【EOS 5D Mark IV】を提供しています。
会員登録がまだの方は、この機会にご登録をしていただくと、価格をご確認していただくことができます。


ますますお買い求めやすくなった最上位ミラーレス【EOS R3】へ買い替え

【EOS R5】と同様、2024年2月1日よりメーカー出荷価格が値下がりした【EOS R3】
お客様への販売価格として、およそ¥60.000-の値下がりとなります。弊社のオンラインショップ「フォトロジ」「フォトルプロ」の掲載価格も¥60万台前半(税抜)と聞いて、購入検討の視野に近づいてきた方もいらっしゃるでしょう。
有効画素数はおよそ2240万画素で【EOS 5D Mark III】と数値上では変わりないように見えますが、画像処理エンジンが「DIGIC6+」⇒「DIGIC X」と解像感、高感度性能、光学特性などあらゆる面で飛躍的に向上しています。メーカーでも、画像の中心から周辺まで鮮明で、画素数で上回るEOS 5D Mark IVをしのぐ解像性能を実現と謳っていますので、公式ホームページのサンプルでお確かめください。
【EOS R3】の特長として、見つめた先にオートフォーカス測距フレームを移動させる「視線入力機能」があります。「視線入力」と言えば、フィルム一眼レフ【EOS 5】【EOS 3】で好評でしたが、デジタルカメラでは、さらに進化して帰ってきました。人物の検出性能を強化したEOS iTR AF Xとの組み合わせで、撮影者の意図に追従するオートフォーカスの極みを体感できます。


最後に

新製品の情報は、インターネットサイトや「CP+」といったイベント会場で容易に目にできますが、旧製品に関する大切なお知らせは、使用者から調べないと気付かないことが多々あります。
【EOS 5D Mark III】は爆発的に売れたフルサイズ一眼レフにも関わらず、アフターサービス期限を知らない方が多くおられます。
ナニワ商会(カメラのナニワ)は、カメラ・写真商材を専門に取り扱って、75年以上の歴史があります。【EOS 5D Mark III】に限らず、動画撮影機材などのメンテナンスから買い替え・買い増しについて、弊社 法人営業部が丁寧に対応いたしますので、是非ともご相談ください。

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