なるほど!レンズ減光、偏光、保護フィルターの使い方ご紹介
カメラレンズフィルターは、NDフィルター(減光)、PLフィルター(偏光)、保護フィルター(プロテクター)とあります。そもそも何?撮影したらどう変わるかを簡単にご紹介したいと思います。
NDフィルター スローシャッターの魅力
NDフィルターはレンズから入る光の量を減らすために使うグレーのフィルターです。「Neutral Density(ニュートラル・デンシティー)」の略。
製品には番号がついていますが、番号が大きいほど濃くなり、シャッター速度を遅くできます。
シャッター速度を遅くして被写体を意図的にぶらす表現の幅が広がります。例えば水流を白糸のように滑らかに写すことができます。
フィルター未使用シャッター速度:1/30秒
NDフィルター使用シャッター速度:1/2秒 ↓
F値を大きくすることで、シャッター速度を遅くできますが、それにも限界があり明るい場所では露出オーバーになります。またF値を大きくし過ぎると画質の低下(回折現象)が生じるためNDフィルターが必要です。
絞りを開けて背景をぼかして撮影してみると
フィルター未使用F1.8、1/4000秒
↓
NDフィルター使用F1.8、1/4000秒
晴天時にF1.4やF1.8のようにF値を小さくして撮る場合、カメラのシャッター速度の限界値(1/4000秒や1/8000秒)でも露出オーバーになることがあるため、NDフィルターが必要です。
詳しくは下記よりアクセスしてみてください。
→NDフィルターでプロ並みの写真が撮れる
PLフィルター 風景を鮮やかに
PLフィルターは反射光をコントロールすることで、鮮やかな発色やコントラストが得られるフィルターです。
水面の反射を取り除いて海をクリアに写したり、青空を深みのある鮮やかな青色にしてコントラストを高めます。風景を撮影する時におすすめしたいフィルターです。
PLフィルターの代表的な効果の1つとして「反射を調整する」効果があります。
フィルター未使用
PLフィルター使用
ガラス面への映り込みを抑える効果
フィルター未使用
PLフィルター使用
PLフィルターのもう一つの代表的な効果として、「青空をより濃く鮮やかにする」効果があります。太陽光が大気中の分子にあたると光の散乱が起きます。PLフィルターを使い散乱の影響を抑えることで、空をより濃い青にして、桜や新緑、紅葉、白い雲とのコントラストを高めることができます。
フィルター未使用
PLフィルター使用
フィルター未使用
PLフィルター使用
詳しくは下記よりアクセスしてみてください。
→PLフィルターでプロ並みの写真が撮れる
最後にレンズ保護フィルター
一眼レフ、ミラーレス用の交換レンズをキズやホコリから守るフィルターです。
交換レンズをご利用の方ならご存じの通り、レンズは高いです。
そんな高いレンズを保護せずに持ち歩くのは不安ではないでしょうか?
万が一を考えると、衝撃など和らげてくれるプロテクターは必需品です。
移動中にコツンとあたってキズが入ることもあります。車のバンパーみたいな役割でしょうか。
また、レンズ先端部に指で触れて指紋が着いてしまったり、使っているうちのヨゴレも気になります。レンズのカビになる原因にもなります。
レンズの修理、清掃も安くはないです。そう考えると着けておいた方が良いでしょう。
▶ケンコー(保護フィルター) の商品ページはこちら!
簡単にレンズフィルターのご紹介をさせて頂きました。
NDフィルター、PLフィルターは撮影技術も必要です。記載のURLを参照頂ければ詳しくご説明されております。以外と着けてなかったりする保護フィルター。今一度、確認されてはいかがでしょうか?大切なレンズを守ってあげてください。
まずは下記フォームよりお気軽にお問合せください。