写真画質のDVDをご存じですか?
近頃のCD-R・DVD-R等の円盤メディアのほとんどがプリンタプル(レーベル面が印刷可能な加工をされているもの)ですよね。実際にプリントして仕上がりに満足できない事はございませんか?
今回はプリンタブルメディアの面質に焦点を当て、仕上がり品質の比較をご紹介いたします。
プリンタブルといえば・・・光沢が無い!
現在主流のプリンタブルメディアはほとんどマット(無光沢)なんです。
インクの吸着性も良く、コントラストも強めに仕上がり、指紋も目立たず印刷物としては満足できる仕上がりですが、全く光沢が無いので紙の様な面質となります。
光沢レーベルも試してみました
今回、HIDTSCの定番であるTYシリーズの耐水・光沢を使用してみました。
※TYシリーズの過去のご紹介記事はコチラよりご覧ください。
『光沢』の宣伝どおり蛍光灯が映り込む程の光沢感でマットよりも高級感があります。
ただし、蛍光灯の映り込み部分を見ると表面に凸凹があり、粒状が目立ちますね。
写真画質の実力はどうでしょう!
同じくHIDISCの写真画質レーベルを使用してみました。
蛍光灯の映り込みをご覧いただければ一目瞭然!クッキリ反射していますね。
光沢とは一線を画する表面粒状性で発色も申し分無し!まさにツルツル状態です。
光沢感がハンパないので、指紋には気を遣いますが・・・
3種を並べ比べてみましょう
まずはレーベル全体比較
※同じ条件下にて撮影しましたがホワイトバランスに若干のバラつきがございますのでご容赦下さい。
続いて反射面拡大
※同じ条件下にて撮影しましたがホワイトバランスに若干のバラつきがございますのでご容赦下さい。
撮影の腕が悪く、若干のバラつきはございますが、比べてみると盤面の平滑度・光沢が全然違いますね。
ちなみに肉眼で確認した色の乗り具合は、濃い順で
TY>マット>写真画質
という結果で、写真画質のハイライト部分が若干飛び気味な感じがしましたが、気になる程の濃度ではなく、比べてみたら何となく・・・というレベルのお話です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
3種類の面質を比べてみましたが、どの面質でもそれぞれのメリット・デメリットがあり、用途に応じた使い分けが一番良いのではないでしょうか。
【マット】
メリハリの利いた画質とマットな感じで落ち着いたレーベル
人物などのポートレート用に向いているのでは
【耐水光沢】
インクの乗りが良く、発色の良い面質で程良い光沢感の上品なレーベル
TYシリーズの高品質な保存性と優れた耐久・耐水性を併せた万能タイプ
【写真画質】
圧倒的な光沢感で市販品とは思えない高レベルなレーベル
高付加価値な販売用メディアとしても使用できる高級・高品質志向
※今回新たにご紹介いたしました写真画質レーベルは下記商品です。