写真が子供の自信を引き出す「ほめ写」って知ってますか?
プリント需要が減少していく昨今、興味深い記事を見つけました。とは言っても私も某N社のY氏から教えてもらった内容をネットで調べただけですが、「ほめ写」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
今回はこの「ほめ写」について御紹介したいと思います!
「ほめ写」とは?
「ほめ写」とは子供との思い出写真を部屋に飾り、その写真を見ながら
「この時はこうだったね~」とか「この時はよく頑張ったね~」というように
写真を見ながら子供を褒めてあげる事で、子供の肯定感を高める新しい子育て習慣です。
内閣府の調査では、日本は諸先進国の中で自己肯定感が低いという結果が出ていて、国として対策が求められているそう。
この自己肯定感を高める効果が「ほめ写」にはあるそうです。
自己肯定感って何?
自己肯定感とは「自分はやれば出来る!」とか「自分には価値がある!」というような自分の価値や存在意識を前向きに受け止める感覚や感情の事です。
自己肯定感が強い子供の特徴として
・コミュニケーション能力が高く、他人を思いやる事が出来る
・自分の感情をコントロールできる
・プラス思考で物事を考えられる
・物事に対して意欲的に集中して取組む事が出来る
・失敗をおそれず、前向きに行動するチャレンジ精神がある
等があります。
一方で自己肯定感が低い子はマイナス思考が先に働き、失敗をおそれ自分を否定的に感じる傾向があると言われています。
自分の感情をコントロールする事が苦手で、自分や他人を信頼する事が出来にくく、あきらめやすいことが特徴に挙げられています。
自己肯定感を高めるには?
子供の自己肯定感を高めるには「褒める」ことが有効だそうですが、毎日子供を褒め続けるのは大変!あからさまに褒め続けても不信感に繋がったり、親だって疲れている時やストレスがあるときに、そんな感情にはなりにくいのが現実だと思います。
そんな時に活躍するのが「写真のチカラ」!
褒めながら一緒に見た家族とのなにげない日常写真や、子供が真剣に取り組んでいる様子の写真などを飾っておくと、言葉で褒められていない時でも写真を見る事で褒められた事を思い出し自己肯定感が高まる可能性が高いです。
写真業界での「ほめ写」の取り組み
「ほめ写」の事は分かりましたが、では具体的に写真業界でどのように取り組めば需要効果があがるのかという点が1番大事だと思います。
まだ具体的な取り組みをしているところは少ないと思いますが、2018年8月に教育評論家「親野智可等」さんが立ち上げた「ほめ写プロジェクト」が開催されています。
写真のチカラを活用した自己肯定感向上のためのプロジェクトで、写真が子供に与える影響力がいかに強いかを説明されています。
ほめ写プロジェクトについてはココをクリック
フジフイルムさんもこのプロジェクトのメインパートナーになっていて、「ほめ写プロジェクト」を店頭促進する事でプリント需要につなげていくことが重要かと思います。
まだまだ認知度は低いですが、各家庭での「ほめ写」の取組例を店頭紹介することでプリント需要向上につながるのではないでしょうか?
ネットで調べ上げた内容を御紹介しましたが、実際に「ほめ写」を店頭促進することでプリント需要向上に期待が持てると思います。
今回御紹介しました「ほめ写」の詳しい内容はコチラをご参照下さい。
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