QSS-GreenⅡでフォトブックの需要を創出!大分県 クレイン様導入レビュー
ノーリツのドライミニラボ機「QSS-GreenⅡ」を昨年夏に導入した、大分県のクレイン様にインタビューしました。
クレイン様では少年野球のクラブチームや高校の野球部などの試合を撮影し、
QSS-GreenⅡの両面プリントシステムで
オリジナリティ豊かなフォトブックにして販売されています。
代表の都留様にお話を伺いました。
――まずは簡単に自己紹介をお願いします。
都留氏:
もともとはカメラメーカーに勤めていました。
地元の大分に帰ってきたのが2003年、翌年の2004年4月にカメラ店をオープンしました。
前職がカメラメーカーということもあり、撮影中心で商売したかったのですが、当初は売上確保のためにDPEショップ的な要素も必要だと感じ、カメラも置いていました。
しかし、やはりカメラ販売とプリントの売上のみに頼ることもできず、徐々に撮影に移行していきました。
学校撮影にも入ることが出来ましたが、
プリントの販売も限界があり、「何かないか」と思いついたのがフォトブックでした。
撮影からフォトブック制作まで
都留氏:
当初は銀塩機しかなく両面印刷が出来なかったため張り合わせで作成していました。
試行錯誤の末、作成は出来ましたが、時間が掛かり過ぎるのと、夏場は貼り合わせの糊が溶けて製本がずれてきたりと大変でした。
そんな時にドライ機のQSS-1005が発売され、両面印刷が出来るようになり製本も非常に楽になりました。
――どのようなイベントが一番多いですか?
都留氏:今は圧倒的に野球の試合が多いですね。
少年野球チームとの契約もでき、大会毎に作っています。
レギュラーだけでなく、出場された方の親御さんからは大体ご購入頂けますね。
他には少人数の学校の入園式、卒業式などが多いですね。
高校野球も必ずと言っていいほど作成します。あとは個人の旅行の写真をフォトブックにしています。
大手には真似できないサービスで差別化
都留氏:うちのフォトブックの特徴として、個人毎に中身の写真を入れ替えています。
野球のフォトブックも卒園、卒業のフォトブックも皆さんに同じものを作る訳ではありません。
1人でやっているので効率を求めずに手間を掛け、大手に真似できないようなことを常に考えています。
また高校野球のフォトブックでは全員同じものがいいというご依頼があります。
そのときは全員をまんべんなく撮影し、出場当時の新聞記事も入れて記念性を高くしています。
――撮影から作成までどれくらい時間がかかりますか?
都留氏:
まず撮影ですが、野球クラブでしたら試合はほとんど撮影します。
製本は手作りですが、慣れてしまえば簡単です。一番手間がかかるのは編集ですかね。
80ページの野球の試合で同じものを作成する場合の編集時間で約13時間掛かります。
これが個々に違う写真を入れるタイプになるとさらに時間が掛かります。
カット数も多いので写真選びから編集するとなるとかなりのハードワークです。
ただし製本に関しては今は機器も糊も良くなっているので、1冊5分~10分ほどで仕上げることができます。
販売価格は撮影から製本まででページ数にもよりますが10,000円~15,000円ですね。
野球の試合を数試合入れて、1回の販売で10冊から20冊売れればよい方ですね。
先ほども申し上げましたが大手が絶対にやらないことをやって販売に繋げています。
効率を考えると大手と同じものになっていく感じがします。
実際に作成されたフォトブック
次にラボ機を入れ替えるとしたら
――次にミニラボ機を入れ替えるなら、どうしますか?
やはりドライプリンターにします。
銀塩とドライを両方経験してみてドライプリンターの色の安定性による作業効率の良さに強みを感じますね。
――本日はインタビューにお答えいただきありがとうございました。
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いかがだったでしょうか?
ノーリツのQSS-GreenⅡはコンパクトなボディが魅力のドライミニラボ機。スタジオからDPE、学校撮影まで対応できる処理能力と画質で、様々な業者様にご利用いただいております。
両面プリント仕様にすると、クレイン様の様に地域の競合他店や大手ラボに対抗できる、細やかなフォトブック対応ができます。
値段や仕様など、QSS-GreenⅡにご興味を持たれた方は、お気軽にお問合せください!