三愛フォトスタジオの岸本氏が語る富士フイルムミラーレス「X-T2」の魅力
今回は富士フイルム X-T2の魅力を、岡山県 三愛フォトスタジオ代表の 岸本茂樹様に導入のきっかけや、実際に使用されての感想など中心にお話しを伺いました。
■プロフィール
1973年生まれ
1992年 三愛フォトスタジオ入社
2012年 倉敷店リニューアルをプロデュース
2015年 株式会社三愛 代表取締役に就任
■経営理念
私たちは人々の心を豊かにするために、感動を提供し幸せを共有します。
「一枚の写真が心を満たす」をミッションとします。
同社のデジタル化は早く、初期にはハッセルブラッドにデジタルバックや、コダックDCS Pro14nを導入されました。導入当初は色出しに苦労され、特に白色が難しく、バッチを充て色ずれ補正などで対応。その後は歴代C社の一眼レフを使用されていました。
その後、富士フイルムより、ミラーレスデジカメのXシリーズが発売され関心を持つようになったとのこと。
初めは、X-Pro2のデモ機を試されて導入を検討していましたが、X-T2発売の発表があり、2016年9月に発売と同時にX-T2を導入されました。
X-T2の魅力を教えてください
岸本氏:まず画質が良いのと、軽量で扱いやすいというのが1番の魅力で、スタジオ・学校写真などオールマイティーに活用しています。
JPEGでの肌色再現や色味が人物に適していて、後加工や処理時間の短縮に貢献してくれます。
オートホワイトバランスの精度も高く、さすがフイルムメーカーと思わせる色再現です。
ピントフォーカスエリア選択の操作感
ボディ背面にフォーカスレバーがついていて、スティック操作で自在にフォーカスエリアを選べます。この操作感がとても良く気に入っています。
顔検出と瞳AF機能
富士フイルムさんの強みのひとつである、顔検出機能が搭載されています。
ちなみに私は、顔検出 ON、瞳AF オートで使用、これは顔を検出した時に左右のどちらかの目にオートでピントが合う設定になっています。
縦位置パワーブースターグリップ
縦位置パワーブースターグリップの装着により、縦位置撮影時のホールド感アップに加え、グリップ内にバッテリー2個装着することができます。撮影枚数が増加し、Boostモード時の連写コマ数や、タイムラグが向上します。
また、ブラックアウト時間が大幅に短縮され、被写体をできるだけファインダーで確認しながら連写撮影が出来ます。
[下段がBOOSTモード時]
連写性能と短いブラックアウト時間
1ブラックアウト 2ファインダー越しで実物を認識できる時間
ダイヤル式
シャッタースピードや感度、露出補正などはカメラ上部のダイヤルで操作ができます。
特に露出補正はグリップから手を離さず操作できるので良いですね。
レンズの描写力
富士フイルのレンズは描写がやわらかく、ポートレートに適しているのも魅力ですね。
その他
屋内では銀一さんのシルクグレーカード2を使用してホワイトバランスをとっていて、
屋外ではオートで使用しています。
富士フイルムへの要望
急な動きに対してのAFの精度がもう少し向上すれば撮影が楽になりますね。
また、バッテリーの容量アップを望みます。デジタルになりシャッター回数は大幅に増えていますので、バッテリー残量を気にせず撮影に集中できるとありがたいです。
まとめ
今回、三愛フォトスタジオの岸本様に富士フイルムX-T2の魅力を詳しく教えて頂き、ミラーレス一眼の実力を改めて感じることができました。
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