カメラのファームウェア更新してますか?実施して不具合や画質を改善しよう!
デジタルカメラ関連のニュースでよく見かける「ファームウェアのバージョンアップ」ですが、みなさんは実施されているでしょうか?今のままでも問題なく撮れてるから、と更新をおろそかにしていませんか?
実は、ファームウェアの更新内容には多くの不具合修正を含んでいます。
例えば、適正な露出を得られなかったり、シャッタースピードを正しく制御できていなかったり、致命的なものも多く含まれています。
さらに、ファームウェアをアップデートすることにより、AF速度が向上したり、ゆがみ補正が強力になるなどの性能アップのメリットもあるのです。
そんな、超重要なファームウェアについて詳しくご説明します。
ファームウェアはパソコンでいうとOSのようなもの
デジタルカメラは電子機器の集合体です。これらを取りまとめ、制御するためのソフトウェアが必要となります。それがファームウェアと呼ばれるものです。人間でいうと自律神経みたいなものでしょうか。
電源が入るとファームウェアを読み込み、その指示に従って電子機器を動作、制御させるのです。
ちなみに語源はFIRM(ファーム・堅い・固定した)プログラムということでソフト(やわらかい)ウェアとハード(堅い)ウェアのちょうど間ということで付けられました。
ファームウェアのバージョンアップによる利点とは?
ファームウェアを更新するにあたって、最大の利点は不具合の修正となります。
現在、デジタルカメラの細かい不具合は殆どファームウェアを修正することにより直したり、軽減させたりすることが可能です。
また、前段でOSのようなものと書きましたが、機能自体の効率化や向上も図ることができ、無償で提供などされていることから可能であればファームウェアのバージョンアップはされたほうが良いのです。
本体だけでなく、レンズ側にもファームウェアのバージョンアップも提供されていいて、AF動作や手ブレ補正の精度が改善・向上することがあります。
アップデートの方法は?
代表的なアップデートの方法として、パソコンなどでファームウェアをダウンロードし、CF等にコピーしてからデジカメ本体のメニューから実行したり、USBでパソコンと接続して実行という流れになります。
ファームウェアは各メーカーの機種別サポートページに掲載されております。その際はバージョンナンバーなども記載をされており、カメラ本体でも確認ができますのでお時間があるときに是非お試しください!
メーカーHPをまめにチェックして不具合を修正しよう
無償でアップされることの多いファームウェア、トラブルの原因を取り除くことが出来るので、可能なのであればまめにHPなどをチェックして更新されることを「強く」おすすめをいたします!!
また、メーカーなどにユーザー登録をしているとメール等で案内を頂けたりするのでおすすめです!