
「きっかけづくりと売り上げ作り」 ~中古カメラ出張買い取りイベントの狙い~
関東を中心にチェーン展開するコイデカメラの店頭にて、お客様に持ち込んでいただいた中古カメラを当社(レモン社)がその場で査定し買い取りまでする、出張買い取りイベントを行っています。
お客さまとコイデカメラ、そして当社も真剣勝負のイベントを企画・開催した狙いとは・・・。
バイヤーの長谷川様にお話しを伺ってまいりました。
コイデカメラについて教えてください。
長谷川氏
「今も本社のある杉並区の阿佐ヶ谷で1951年に創業し、東京、神奈川、埼玉、千葉に19店舗を構えています。以前は全国各地で見られたいわゆるプリントショップで、カメラ販売や証明写真を中心とした撮影業務も行っています。
売上構成比でいきますとDPが約半分、物販が3割、スタジオが2割といったところです。粗利に置き換えると構成比は大きく変わりますが笑」
(木更津総合館の店内)
市場環境はいかがですか?
長谷川氏
「皆さんご存知の通りプリント需要の減少は大きな課題です。プリントしなくてもいいという風潮になってきてしまっていたところに、コロナ禍がさらに拍車をかけたと感じます。」
(バイヤーの長谷川氏)
対策や取り組んでいることはございますか?
長谷川氏
「近年ではPDAYというブランドを立ち上げ、ラボ事業のテコ入れを行っています。
サービス開始直後はカレンダーのみでしたが、DÉCORという木製パネル加工やTORECAというカードサイズのアイテムも加わりました。また最近では攻めの一手としてイベント会場にPDAYトラックを乗り付ける出張サービスを始めました。車の荷台を改造してプリンターやカッター・部材などを積み、その場で撮影やTORECAの加工・販売をしており、今やスタジオ撮影を超えるまでに成長してきています。」
中古カメラの出張買い取りイベントについてお聞かせください。
長谷川氏
「各店舗にナニワ商会(レモン社)の社員のかたに来てもらい、お客様が持ち込んだ中古カメラやレンズなどの査定その場で出してもらいます。金額に納得いただければその場で現金を支払って買い取りまでするので、ライブ感がすごいです。想定以上の買い取り金額になったお客様が新しいカメラをお買い求めになったこともあります。」
(思い入れのあるカメラを真剣に査定しています。台数が多いと3人がかりになることも。)
買い取りイベントをやろうとしたきっかけは何ですか?
長谷川氏
「開催の狙いとしては、再来店のきっかけづくりが一番でした。そこからプリントにつなげたり、売ったお金でカメラを買っていただいたり、カメラを始めたい方の需要の掘り起こしなどができればと。ただ思った以上に集客ができて査定金額も増えたので、ナニワさんから貰える手数料も利益が減少する中では良い売り上げ作りになっています。」
開催してみて反応はいかがですか?
長谷川氏
「以前よりお客様からもご要望はいただいていたため大変好評で、『次はいつ?』とどの店舗でも必ずと言っていいほど聞かれます。そのため2023年から始めてこれまで計6回開催しましたが、実施した店舗からまたやってほしいとの要望が強いです。
だんだん買い取り金額が増えていってまして、次回の開催店の店長はかなりのプレッシャーを感じながら、相当気合を入れて集客してくれています笑。」
(あまりの反響に査定が追いつかず、長蛇の列になってしまうことも・・・)
イベントの良かった点、反省点などございますか?
長谷川氏
「イベントとしてはコストがかからないので、手軽に実施できるのは魅力ですね。こちらとしては集客に集中すればよく、案内するためにまたお客様とのコミュニケーションが生まれますし。
反省点はイベントのことではないのですが、もっと前から中古に取り組み、買い取りも販売も自社でできればよかったと思っています。」
(査定を待つカメラたちと、発送を待ちの買い取られたカメラたち)
最後に読者の方へメッセージをいただけますか。
長谷川氏
「来店されたお客様への声掛けや電話などでの集客ももちろん行いますが、特段必要な準備もなく費用負担も少なく実行できて利益になるイベントだと思います。
ただ、もし同じようなイベントを考えておられましたら告知期間は2ヶ月以上前から行ってください。1ヶ月しか時間がなかった船橋店では集客に失敗しましたので・・・。」
インタビュアー
「長谷川さま、インタビューにご協力いただきありがとうございました。
今後も継続開催をお願いいたします!」
参考になった点はございましたでしょうか。
ご質問などは担当セールスか下記問い合わせフォームまでお寄せください。
最後までお読みくださりありがとうございました。